神社の社格とは・・・?
近代社格制度(きんだいしゃかくせいど)
明治維新以降、『延喜式』に倣って、新たに神社を等級化した制度。第二次世界大戦後に廃止されたが、今日でも「旧社格」などの名称で神社の格を表す目安とされる。
伊勢の神宮
「全ての神社の上にあり、社格のない特別な存在」
官社
祈年祭・新嘗祭に国から奉幣を受ける神社である。官社は神祇官が祀る官幣社と、地方官(国司)が祀る国幣社に分けられ、律令制の社格に倣ってそれぞれに大・中・小の格があり、「昇格」が行われた。官幣社・国幣社をまとめて官国幣社ともいう
奉幣(ほうべい、ほうへい)
天皇の命により神社・山陵などに幣帛(神道の祭祀において神に奉献する、神饌以外のものの総称)を奉献すること。天皇が直接親拝して幣帛を奉ることもあるが、天皇の使い・勅使を派遣して奉幣することが多く、この使いの者のことを奉幣使という。
二十二社(にじゅうにしゃ)
神社の社格の一つ。国家の重大事、天変地異の時などに朝廷から特別の奉幣を受けた。平安時代後期、後朱雀天皇治世の長暦3年(1039年)に22社目の日吉社が加わり、白河天皇治世の永保元年(1081年)に制度としての二十二社が確立したとされる。京から見て遠方の神社ではなく、主に畿内の神社から選ばれた。
諸社は府県社・郷社・村社に分類
近代社格制度 の書誌情報
- 項目名: 近代社格制度
- 著作者: ウィキペディアの執筆者
- 発行所: ウィキペディア日本語版
- 更新日時: 2018年2月23日 13:32 (UTC)
- 取得日時: 2018年2月23日 13:32 (UTC)
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